SNS運用は“遊び”じゃない。会社認知のために声を上げた話

SNS運用は“遊び”じゃない。会社認知のために声を上げた話 marketing

会社員のとき、会社の認知拡大のため、会社の公式Xを開設しました。

SNSはスタートしたらずっと運用しなければならない、私がいなくなっても運用できる?

との不安から、なかなか開設できずにいましたが、会社の認知拡大にはやっぱり必要と思い、社長に許可を取り開設しました。

それって仕事?と言われるSNS運用

個人的な意見ですが、SNS運用って遊んで見えるようです。特に、地方の製造業では、事務職に限らず仕事中スマホを手にすると目立ちます。

会社内で社員の様子を写真に撮る、パワポで簡単なバナーを作る、撮影した写真を加工する、など、普段の仕事と違う行動をしていると目につくようです。

「あいつは何をやっているんだ?」と陰口が聞こえるようになりました。

遊びじゃない。会社の未来のためにやっている

事務職と兼任でマーケティング担当だった私。そんな陰口が聞こえても、意外と平気でした。

だって目的は「会社の認知拡大」。

今やらないと何も変わらない、という使命感がありましたし、社長に許可を取っていたというのも突き進む力になっていたかもしれません。

そんな私の思いに賛同してくれる仲間もできました!

仲間とともに、運用マニュアルを作ったり、フォロワー増加作戦を実行していきました。

仲間と協力しあいながら、毎日複数回ポストをする日々。やはりネタ探しが大変です。

おはようポスト、お疲れさまポストだけしかポストできない日も多く、このままではダメだと危機感を覚えました。

全体朝礼でXへの協力願いを伝えてみた

会社の認知拡大のために始めたX。

「もっと理解してくれる仲間を増やしたい」
「一部の人の仕事じゃなく、会社全体で取り組むべき課題として認識してほしい」

という思いから、ひとつアイデアが浮かびました。

全体朝礼で、みんなに直接協力を呼びかけてみようか?

我ながら、なかなかの勇気のいるアイデアです。

私は人前で話すのは大の苦手。

でも、私がやった方がきっと社員には響くはず、と思い、勇気をだして、全体朝礼を取り仕切っている取締役に「5分間、私に時間をください」と伝えました。

必死で伝えたXへの協力願いのカンペ

このブログを読んでいる方の中に、同じように悩んでいる方がいるのか?ですが、全体朝礼で協力を呼び掛けた原稿を載せます。

文量など参考になれば、と思いです。

だいたい2分以内に収まるように考えました。長いのは聞く方も飽きるかと思って。

みなさん、いつもXへのご協力・ご理解をありがとうございます。

20XX年X月に会社をもっと知っていただく目的で、公式アカウントを開設しました。

現在フォロワー数は、XXX人です。

フォロワーというのは、会社が発した情報を受け取れる人のことを言います。

つまりフォロワーが多ければ多いほど、会社の情報は多くの人に届くというわけです。

そこで、XのフォロワーをX月までにXXXX人にすることを目標とします。

そのためには、みなさんの協力が必要です。

仕事中のできごと、社員同士の会話でおもしろかったこと、出張中のできごと、でもなんでも大丈夫です。

私たちに教えてください。

写真もぜひ撮ってほしい、連絡をもらえれば、私たちも撮影に行きます。

会社の認知拡大のためには、みなさんのご協力が必要です。

よろしくお願いいたします。以上です。

こんな感じのカンペでした。

とても緊張しました。声も震えたし、マイクを持つ手も震えていたことを覚えています。

でも私の発表のあと、拍手が起こったのは記憶しています(仲間が手をたたいてくれたのかも)

まとめ

この呼びかけのあと、ネタや写真を送ってくれる社員が数名いました!

Xのことを良く知らない年配の社員からも「会社の認知拡大のために何かを頑張ってるやつ」と言われました(笑)

ただ、やはり「遊んでいる」と感じる上司はいたようです。

すべての人の考えを変えるのは難しいですが、会社の認知拡大のために「自分でできることは何か」「どうすれば少しでも良くなるか」を考えて一歩進めるといいですよね。

もちろん、上司や社長の承認はもらってからチャレンジしてください!

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